みずのき美術館コレクション展2023 後期 「霧」
2023年10月6日(金)〜12月24日(日)
※10月20日(金)休館
※10月21日(土)・22日(日)は、館内入り口付近に亀岡祭鍬山鉾御神体飾りがございます
会場:みずのき美術館
晩秋から初春にかけて、亀岡盆地一帯には「丹波霧」と呼ばれる濃霧が発生します。 京都市内から電車に揺られて西へ向かうと、保津峡の辺りからだんだんと霧が立ち込め、最後のトンネルを抜けた先で景色が一変。 それはまるで、現実から離れてまったく別の世界へ迷い込んでしまったような錯覚を覚えるほどです。 細かな水滴が浮遊しているにすぎないこの現象に対し、人間は、様々な意味をそこに重ね合わせ、物語をつくり出してきました。 今回のコレクション展では、色づかい、素材、技法などから、霧を彷彿とさせる作品を中心にご紹介します。 抑制された色味や不明瞭な輪郭線は、より注意深く見ることを促し、その奥に隠された複雑な手数や高い集中力の痕跡が伝わってきます。
- 会期
- 2023年10月6日(金)〜12月24日(日)
- 開館
- 金曜・土曜・日曜・祝日 10:00〜18:00
- 会場
- みずのき美術館
- 料金
- 一般400円/高大生200円/中学生以下無料
- 展示作家
- 岩本勇、小笹逸男、岡本由加、中原安見子、福村惣太夫、山崎孝、山本一男、吉川敏明、渡辺恒治
- 広報デザイン
- 小山真有
- 主催
- みずのき美術館(社会福祉法人 松花苑)
- 後援
- かめおか霧の芸術祭実行員会、亀岡市
みずのき絵画教室
障害者支援施設みずのきで、入所している人たちを対象に1964年に誕生。講師の画家・西垣籌一(1912-2000年)は当初、余暇利用、情操教育等を主とするクラブ活動として考えていたが、入所者の多様な反応や変化の兆しを感じ、その後本格的な美術教育へと転換する。作品は国内の美術公募展で入賞を果たした後、1990年代に日本のアール・ブリュットとして紹介され、国内外から注目を集めた。
イベント情報 *終了しました
【同時開催 「城跡芸術展2023」】
みずのき美術館で取り組んでいる画材循環プロジェクト「巡り堂」が出展します。
2023年10月14日(土)〜25日(水)会期中無休
会場:丹波亀山城跡(大本本部)
〒621−0851 京都府亀岡市荒塚町内丸
主催:かめおか霧の芸術際実行委員会、亀岡市
特設ページ:https://kameoka-kiri.jp/shiroato-art-exhibition/