た)よりあい、(た)よりあう。

2021年4月17日(土)~2021年7月11日(日)
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

た)よりあい、(た)よりあう。 画像
た)よりあい、(た)よりあう。 画像 た)よりあい、(た)よりあう。 画像

た)よりあい、(た)よりあう。

2021年4月17日(土)~2021年7月11日(日)
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

はじまりの美術館で、4月17日(土)より開幕した「(た)よりあい、(た)よりあう。」展に、みずのき絵画教室の紹介として、岩本勇、小笹逸男、堀田哲明の作品が展示されています。かつて、講師の西垣籌一と参加者が築いた関係性と制作の様子を垣間見ていただければ幸いです。

詳細・関連イベントは、ホームページをご覧ください。
https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/tayoriai/

会期
2021年4月17日(土)~2021年7月11日(日)
会場
はじまりの美術館
料金
一般500円、65歳以上250円、高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付添いの方(1名まで)無料
出展作家:漆器「めぐる」、笑達、しらとり けんじ、平野 智之、みずのき絵画教室、やわらかな土から
主催
社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
協力
一般社団法人NOOK、漆とロック株式会社、株式会社アルプスピクチャーズ、3.11オモイデアーカイブ、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、NPO法人La Mano クラフト工房La Mano、社会福祉法人松花苑 みずのき美術館、水戸芸術館現代美術センター、東北とリサーチとアートセンター(せんだいメディアテーク)
後援
福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ

「(た)よりあい、(た)よりあう。」ステイトメントより:

「自立」と聞いて、どんなことを想像するでしょうか?
私たちは子どものころから自立するよう求められたりします。それは「すべてのことを自分一人でやりなさい」というようにも聞こえます。

しかし、実際大人になったとき、すべてのことを自分一人で行っていると言える人がどれだけいるでしょうか。私たちは多かれ少なかれ、身近な人や、物、もっと言ってしまえば思い出などにも頼って暮らしているのではないでしょうか。つまり、自立とはさまざまなものがよりあって、支えられている状態ではないかと思うのです。
東日本大震災から10年を迎えた今年、地域の復興という言葉をたびたび耳にします。「復興」も地域を元に戻すことではなく、さまざまなものに頼って関係性を結び直していくことではないかと私たちは考えます。それは地域だけではなく、個人個人にも言えることです。
本展では、「頼る」ということをテーマに6組の作家を紹介します。人は、何も頼るものがないと孤独となり、頼る先が偏ると依存につながることもあります。その中で、私たちは互いに寄り合い、日々を過ごしていくのではないでしょうか。この展覧会を通して多様な「頼る」「頼りあう」に触れることが、互いの存在を認め合い、新しい関係性を作り出すきかっけになればと願います。