みずのきアーカイブのための展覧会
アーカイブをアーカイブする
金サジ 髙橋耕平 田中秀介 麥生田兵吾
2018年2月3日(土)〜3月25日(日)
みずのき美術館では2014年より、2万点近くの所蔵作品をデジタルアーカイブ化する取り組みを進めています。
今回の展覧会は、絵画、写真、映像と、取り扱うメディアに違いを持つ4名のアーティストが、それぞれの視点でみずのき美術館が取り組むアーカイブの様子を記録し、展覧会として仕立てるものです。
「アーカイブ」を「アーカイブ」するという試みによって、「記録する」こととははたしてどのような取り組みなのか、また、情報が溢れる現代においての、異なる記憶媒体が持つそれぞれの可能性や意義を探る機会をもたらしてくれることでしょう。
- 会期
- 2018年2月3日(土)〜3月25日(日)
- 会場
- みずのき美術館
- 入館料
- 一般400円/高大生200円/中学生以下無料
- 休館日
- 月曜日・火曜日(但し祝日の場合は開館)
- 助成
- 日本財団
- 関連企画
- 2018年3月18日
11:00-12:30 みずのき見学ツアー(要予約)
*定員に達したため受付は終了しました
14:00-16:00 ギャラリートーク(予約不要)
関連企画
2018年3月18日(日)
みずのき収蔵庫見学ツアー 11:00-12:30
作品が保管される収蔵庫や作品が生まれるアトリエがある「みずのき」を実際に見学するツアーを開催します。
場所 障害者支援施設 みずのき
〒京都府亀岡市河原林町河原尻下五丹12
定員 10名(要予約)
*定員に達したため、受付は終了しました
ギャラリートーク 14:00-16:00
出演 髙橋耕平・田中秀介・金サジ・麥生田兵吾
聞き手 奥山理子(みずのき美術館キュレーター)
森太三(美術家・みずのきアトリエ講師・本展コーディネーター)
参加料 無料(入館料別途、申込不要)
場所 みずのき美術館
出展作家
金サジ
Sajik Kim
写真家
1981 年 京都府生まれ
2014年 成安造形大学 デザイン学科写真クラス卒業
自身のルーツや日常の記憶を神話的世界へと転化させる 写真作品を制作している。
近年の主な展覧会
2017 年 個展「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」東京都写真美術館 / 東京
2017年 「showcase#6 “引用の物語 storytelling” curated by minoru shimizu」eN arts/京都
2017年 「Ascending Art Annual Vol.1 すがたかたち」スパイラル/東京、ワコールアートセンター/ Sajik Kim 京都 ※東京・京都と巡回
髙橋耕平
Kohei Takahashi
美術家
1977 年 京都府生まれ
2002 年 京都精華大学大学院芸術研究科修了
インタビュー、観察、資料の解釈行為等を通して、 他者や史実との対話を巡る作品を制作する。
近年の主な展覧会
2017年 「切断してみる。ー 二人の耕平」豊田市美術館 / 愛知
2016 年 個展「髙橋耕平̶街の仮縫い、個と歩み」兵庫県立美術館 / 兵庫
2016年 「PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ2016」京都市美術館/京都
田中秀介
Shusuke Tanaka
画家
1986 年 和歌山県生まれ
2009年 大阪芸術大学 美術学科 油画コース修了
身辺を巡るいわゆる当然を描く事により紐解き検証していく。
近年の主な展覧会
2017年 「アンキャッチャブル・ストーリー」瑞雲庵/京都
個展「ふて寝に晴天、平常の炸裂」Gallery PARC /京都
2016 年 個展「円天の節」トーキョーワンダーサイト渋谷/東京
麥生田兵吾
Hyogo Mugyuda
写真家
1976 年 大阪府生まれ
「Artificial S」という一つの主題に専念し制作活動している。「S」は複数の意味と複数性そのものを 包含する。主題は全 5 章で構成され、全章を通して「生と死」が互いに溶け合うさまを表現する。
近年の主な展覧会
2017 年 個展「Artificial S 4 ̶左手に左目|右目に右手̶」Gallery PARC /京都
2017 年 「HAPPY SPOT FUTURE」奈良県文化会館/奈
2017年 「showcase#番外:スナップショット、それぞれの日々」galleryMain/京都